銀行が住宅ローンを通したくなる人の条件をまとめると、こうなります。
※あくまで目安ですので、銀行・審査担当者・審査するタイミングによって大きく異なる事があります。
◆完済時の年齢は若いほど良い(定年前に返済が終了する)
◆返済負担率が低い
◆購入予定の物件の担保評価が、借入金額と同等以上と認められる物件である
◆勤続3年以上である
◆年収が高い
◆その他の借入状況に問題がない
これらの条件を満たした人を、銀行は探しています。上記条件に一つでも当てはまらない場合は、他で補わなくてはなりません。補いきれないのであれば、住宅ローン否決や住宅ローン減額といった事態が起こります。ここまでは統計としての数字ですが、ここからが肝心です。審査のポイントとなりますので、しっかりとご理解下さい。
住宅ローンはあくまでも総合的判断となり、プラス要素の積み重ねで段階的に判断されます。
すべての情報をインプットしてスコアを算出し、A~Hなどのランク別に考えられます。
ランクAの人は、勤続年数は短くてもOKだとか、担保評価が借入額に満たなくてもOKなどという優遇があります。ランクが低い人は住宅ローンが減額になったり、担保評価格以上の借入ができなかったりということが起こります。一つでもプラス要素を増やし、マイナス要素を減らすことが、住宅ローン全額承認の為に必要となります。
全てにおいてプラス要素があれば間違いありませんが、プラス要素の無い場合はプラス要素を増やすように頑張らないと住宅ローンは承認にはなりません。
また、審査基準は各金融機関によって異なり、ある銀行では住宅ローン審査否決でも他の銀行では住宅ローン承認になるということもよくあります。もしどこかの銀行で住宅ローン承認にならなくても、他の銀行に申し込んでみる価値はあると思います!!
問題点により対処が異なりますので、一言では申し上げられませんが、あきらめず、頑張っていきましょう!