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「レインズ（REINS）」とは国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営しているコンピューターネットワークシステムです。

【Real Estate Information Network System（不動産流通標準情報システム）】

の英語の頭文字を並べて名付けられ、組織の通称にもなっています。

レインズは設立以来、一貫して利用の拡大が続いており、日常生活で水道、電気、ガスが欠かせないように、不動産取引を行なううえでなくてはならないインフラ（基盤）となっています。不動産屋さんはこのコンピューターネットワークシステムにより、売りたい方、貸したい方の依頼に基づいて不動産物件情報を登録し、不動産業界全体が連携して買いたい方や借りたい方をお探しします。

また、買いたい方や借りたい方には登録された最新の豊富な不動産物件情報の中から最適なお住まいや不動産をご紹介します。このようにして一般的に不動産屋さんは、この「レインズ」から不動産物件情報を収集して、お客様に物件のご紹介をしております！

ですが、ここで気を付けないといけないポイントがあります！！

この「レインズ」には、不動産屋さんならではの【裏側】があります！！

基本的にレインズに不動産物件情報を登録する前に売りたい方と、売却の斡旋をする内容の契約を締結します。

この契約の種類にもよりますが、売却を斡旋する内容の契約から５日～７日（定休日は含まず）以内に「レインズ」に不動産物件情報を登録しないといけない法律があります。

というよりも、「レインズ」に不動産物件情報を登録する＝各不動産屋さんに情報を公開する事になり、売却出来る可能性が圧倒的に上がるので、売りたい方からすれば、登録してもらう方が良いですよね。

ですが、「不動産物件情報をレインズに登録しない」や「【レインズ登録証明書】を売りたい方へレインズに登録しましたよ！という証明として、提出しないといけないので、レインズ登録証明書を取得する為だけに、レインズに一時的に登録し、登録証明書をプリントアウト後、その登録証明書を売りたい方へ提出、その後レインズから情報を消してしまう（売りたい方はレインズを見れないので、この事は分からず、レインズにキチンと自分の売りたい物件が登録していると思ってしまいます）」といった事もあったりします。

何故このように情報を閉鎖的にしてしまうかというと、自分の会社で買いたい方を見つけて、【売りたい方・買いたい方、両者から仲介手数料をもらえる！！】です。

「レインズ」はあくまで不動産屋さんが見るサイトなので、買いたい方が「レインズ」を見ることがありません。

「レインズ」に登録すると、それを見た不動産屋さんが、買いたい方を見つけてしまうと、【仲介手数料が両者からもらえない可能性が高くなる！！】

ですので、「レインズ」に登録は行わず、ポータルサイト（スーモ・ホームズ・アットホームなど）だけに掲載をする不動産屋さんもあります。

ポータルサイトだけに掲載されている物件は、掲載している不動産屋さん以外の不動産屋さんは仲介する事が出来ない可能性が非常に高いです！

ですので、現状では、この「レインズ」だけでは全ての不動産物件情報が収集出来る！とは限らない事が分かりますね！

「不動産屋さんもポータルサイト（スーモやホームズ）を見るの！？」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

答えは・・・

【ほとんどの不動産屋さんは見ません！！】

理由としてですが、基本的に不動産屋さん（不動産仲介業者）の利益が仲介手数料になります。

ですので、不動産屋さんからの目線で物件に優先順位を付けると・・・

優先順位①

販売金額が高く、売りたい方から直接販売を任せられている物件

理由としてですが、もし、その物件を気に入られて、購入されるとなると、その不動産屋さんは、買いたい方・売りたい方、両者から仲介手数料をもらえるからです！！

優先順位②

新築戸建を建てて販売するのを専門にしている不動産会社さんの新築戸建

次に不動産屋さんの優先順位として高くなってくる物件がこのタイトルの物件で、耳にされた事がある方もいらっしゃるかもしれませんが、【建売住宅】と言われる物件になります。

優先順位①より優先順位が低くなってしまうのは、なぜでしょうか？

理由は、一概にコレ！とは言い切れませんが、大きく分けると２つあり、

１つ目は、

【建売住宅】を建てて販売するのを専門にしている不動産会社さんの本音は、「とにかくどこの不動産屋さんでもいいから買いたい方を見つけて売ってきてほしい！」なので、どの不動産屋さんに対しても「これでもか！」というぐらい不動産物件情報を出していくので、不動産屋さん（不動産仲介業者）からすると、自分の会社以外も販売の活動をしていて不動産物件情報も手にしている為、他の会社に買いたい方を見つけられる可能性があり、競合会社が増える事になります。

ですので、売りたい方から直接、販売を任せられている物件の方が、確実に自分の会社が物件情報を持っていて、不動産物件情報を同業者に少ししか出さなければ、競合会社が減る事になるのが理由となります。

２つ目は、

実は【建売住宅】を建てて販売するのを専門にしている不動産会社さんから不動産屋さん（不動産仲介業者）がもらえる仲介手数料は３％だけだからです！！

優先順位③

中古戸建・中古マンションを買い取り、リフォームして販売するのを専門にしている不動産会社さんの中古戸建・中古マンション

この物件に関しても、優先順位②でご説明した、内容と全く同じになります！

買いたい方からと売りたい方の両者から仲介手数料をもらえるからです。

※売りたい方（不動産会社さん）からは３%のみしかもらえないのも変わりません。

この物件がどういった物件になるかというと、チラシやネットで「フルリフォーム済物件！！」や「フルリノベーション中古物件！！」などのキャッチコピーがあり、外から見ると、中古物件ではありますが、中身はほぼ新築に近いリフォームをされている物件になります。

これを専門にしている不動産会社さんは、「競売物件」や「買い取り希望物件」などをメインに出来るだけ安く、物件を購入して、自社でリフォームをして高くで販売していく不動産屋さんになります。

優先順位④～

買いたい方か売りたい方からしか仲介手数料がもらえない物件や販売金額が低い物件

ここからの優先順位は、今までの説明を見ると何となく分かってくるかもしれませんが、不動産屋さん（不動産仲介業者）は出来るだけ仲介手数料を高くもらいたいので、基本的に、買いたい方か売りたい方からしか仲介手数料がもらえない物件や販売金額が低い物件などは優先順位がどうしても低くなってしまうので、売りたい方や買いたい方から相談があっても、積極的に力を入れるのが少なくなってしまいます。

現在、インターネットの普及により、現地看板やチラシ、新聞での販売活動は年々少なくなってきていますが、それでもまだまだ、これらの方法により情報を発信している会社さんもありますので、この媒体も見逃さず、不動産物件情報の収集を行っていかないといけません！！

不動産開発業者さんとは、上記の優先順位②・優先順位③でご説明した、自社で分譲地や新築戸建を作って販売、自社で中古物件を買い取り&リフォームして販売、新築マンション販売など、売主業者と呼ばれる不動産屋さんから、事前に「神戸市西区で物件がもうすぐ出てくるので、販売協力お願いします！」という内容でメールやFAXで送ってくれたり、直接コネクト西神戸店へ物件情報を持って来てくれたりします！

ですが、「この物件は商品になる前の物件なので、まだ表には出さないで、ご来店されたお客様のみへの情報公開でお願いします！」と言われたりします！

以上が基本的な物件情報収集の方法と仕組みになります！

他にも物件情報の収集はありますが、コネクト西神戸店では、神戸市西区の物件情報収集を様々な方法を使って毎日収集しておりますので、神戸市西区の物件情報はコネクト西神戸店へお任せ下さい！！