住宅ローンの支払方法の選択の中には元利均等返済と元金均等返済というものがあります。
どちらでも、申込時にお好きなほうを選ぶことができるようになっていますが、何が違い、どちらを選ぶのがお得なんでしょう?
【元利均等返済とは】
支払額を毎月一定にするために、借り入れた金額と利息金額を合計した金額を支払回数で割ったものになります。
金利の固定期間が終了するまで月々の支払金額は変わりません。
固定期間が終わると、新しく適用される金利での見直しがあります。
月々の返済金額の内訳が変わりますが、固定期間中は毎月の金額は変わりません。
返済し始めの数年間は利息の支払いが大きく、支払修了間近になると、返済額のほとんどが元金となります。
実際、ほとんどの方がこの返済方法を選んでいらっしゃいます。
【元金均等返済とは】
元金部分を支払回数で割って、毎回均等で払います。
元金部分の月々の支払に借入残高の利息を加えたものを支払します。
当然、残高が大きければ利息も大きくなるので返済金額も大きくなり残高が小さければ利息も小さくなり、返済金額は少なくなります。
ですから、初回の支払金額が一番大きい金額となり2回目以降の支払額は少なくなっていきます。
そして、最終回の支払金額は一番小さい金額となります。
金利総額から見たら、元利均等返済よりも、元金均等返済のほうが断然お得です。・・・金額が全然違います。
でも、最初の支払金額がかなり大きくなりますので・・・注意が、必要です。
元金均等返済は、若いうちにどんどん返済してしまいたいという方や現在の生活に余裕のある方に向いた返済方法です。
途中で変えることは難しいので、良く考えてから決めたほうが良いでしょう。
申込前の相談時にシミュレーションをしてもらえますが元利均等返済と元金均等返済と、両方の金利でシミュレーション結果を比べてみるといいかも知れません。
元利均等返済か元金均等返済かは、ライフスタイルで決めよう!
現在子育て中の方は、無理をせず元利均等返済がいいかもしれません!